オイルクーラー
オイルクーラーとは、走行風でオイルを冷やすチューニングカーの間では常識のパーツです。
町乗りでは、あまり油温の上昇は心配ありませんが、高回転域を多用するサーキットや峠での断続的な走行となると油温が上昇しやすくなります。最悪の場合エンジンオイルが油膜を形成できなくなりブローしてしまう危険性もあります。
一般的なオイルでは130度付近で成分分解が生じ、仮にこの時点で油膜切れが起こらずトラブル回避できたとしても、成分分解の影響から理想温度でも安定した油圧が保たれないことが多いです。
オイル交換から100km程度しか走っていなかったとしても、一度限界域まで油温が上昇したエンジンオイルは本来の性能が維持できなくなりサイクルが短くなります。
理想の油温は95度〜110度付近で、オイルクーラーを装着することにより油膜切れでエンジンがブローしてしまう心配が少なくなります。実際の費用ですが車種にもよりますがHKSなどの有名メーカーのオイルクーラーキットで58800円〜131250円になっています。
------------------------------------------------------------------------