スポット増し
ボディ剛性アップの中では最強のメニューではないでしょうか?
普通、車は各ボディパネルを溶接してつなぎ合わせています。この溶接は、コストや生産性、また衝撃に対する影響などの面から必要最低限に行われています。この元からある溶接ポイント以外に溶接ポイントを追加する方法がスポット増しです。主に、ドア周りや、フロントガラス周り、ハッチ周りなど開口部の大きい部分に追加するのが一般的です。(すべての箇所にスポット増しを行うことをフルスポットといいます)
競技車両用の改造メニューとしては有名で、今では普通の一般ユーザーも数多く行っています。効果は絶大で車自体が別物になります。体感どころの話ではないです。
(新車時の剛性をも越える訳ですから)
ただ、補強ポイントを増しすぎるとボディ剛性が上がりすぎ、街乗りでは硬すぎたり、ダイレクトすぎたりで、乗りづらい車になってしまう場合もあります。その場合は、ボルトオンの補強パーツ(タワーバーなど)を外して加減する必要があります。
更にデメリットとして、メニュー自体の価格が高いという点と、溶接することで場合によっては、事故車扱いになる事もあるという点です。ちなみにスポット増しを行った車両が事故を起こした際は、補修費が莫大にかかります。
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