ブレーキ
ブレーキは止まる(減速する)為に存在するパーツです。
コーナーを曲がる時に荷重移動を行うためにブレーキを使う事もあるわけですが
結局は減速を利用して荷重移動を行うのでブレーキは止まる(減速する)為にあると言えます。
ブレーキの主な構成部品としては、ブレーキパッド、ブレーキキャリパー、ブレーキローター(ブレーキディスク)、ブレーキホース(ブレーキライン)などがあります。
仕組みとしては、ブレーキペダルを踏むことにより、油圧が発生し、ブレーキホースを通じてブレーキキャリパーに圧力がかかります。キャリパーはブレーキローターを左右からその油圧で挟み込みます。そのキャリパーとローターの間に存在するのがブレーキパッドです。キャリパーに押さえつけられたパッドがローターを左右から挟みこみます。要は、ブレーキパッドとブレーキローターが摩擦しその抵抗力によって車は止まっているのです。
ブレーキは作動していないときは、常温ですが作動させると摩擦の熱などで非常に高温になってきます。ハードブレーキングを連続して行ったり、長い下り坂でフットブレーキのみを連続して使うと、ブレーキ全体が高温になりフェード(ブレーキの効きが悪くなる)が発生します。
車が止まりにくい(止まらない)のは非常に危険です。命に関わります。
ですので、ブレーキは普通に安全に走るためにも重要なパーツといえます。
速く走るという目的においてはハードブレーキングは常識ですので安全性を高める為にも、強化する必要があるでしょう。
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