ブレーキキャリパー
純正のブレーキキャリパーには、鉄製のものが多く採用されています。一部のスポーツカーでは、アルミやジュラルミン製などの軽量な素材をつかった高性能なキャリパーが装備されているものもあります。ブレンボキャリパーというのが有名ですね。これはブレンボ社のキャリパーで日本の高性能スポーツカーには多く採用されています。
キャリパーには、パッドを押さえ込む為のピストンの仕組みによって種類があり、高性能なものでは、4ポッドキャリパー(両サイドより2つのピストン=4つのピストンで挟み込む)更に6ポッドなどが存在します。
但し高性能であることが一概にいいとは言えません。例えばホンダのタイプRシリーズなどは車体が軽量とうメリットが大いにいかされており、キャリパーを高性能で大容量なものに交換すると必要以上のストッピングパワーとなりバネ下重量が重くなりかえって、運動性能が落ちる(ブレーキ性能はあがりますが)場合があります。
車種による個々のバランスを考え、慎重に選択する必要があります。
※上記のようなタイプRなどの軽量の車種では、重量が純正よりも軽く、ストッピングパワーのあるものが良いでしょう。
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