
FT-86バンパー
トヨタFT-86の開発目標はドリフト性能世界一、ということだけあって、FT-86を購入する方の中にも、ドリフトの練習を始める方も多いのではないでしょうか。
ドリフトとは、カーブを曲がるときにリアタイヤを滑らせながら方向転換する技法ですが、非常に高度な技術で他の車両や障害物などにバンパーを接触させてしまうこともあります。
ドリフトの練習などのように、バンパーなどを傷めてしまう可能性が高いときには、FT-86のRCグレードの中古のバンパーなどをいくつか用意しておくと安心できますが、多少の割れやヒビなら補修できる可能性もあります。
エアロパーツなどと異なり、純正のバンパーはポリプロピレン樹脂で製造されていますが、この樹脂は耐薬品性が強く接着剤などでの結合は困難になります。
したがって、大きめのしっかりとした半田ごてを用意して、割れた部分を溶かしながら一体化させるしか方法はなくなります。
また、板金塗装などを専門にしている業者では、「コ」の字型をしたワイヤーに電気を流すことで熱し、割れている部分をホチキスで留めるような要領で固定していく工具がありますが、DIYでするのであれば針金などで代用することになります。
FT-86の純正のバンパーであれば、中古品としてオークションサイトなどでも多く出品されることが予想されますが、自分で補修してみようという場合には試してみて下さい。
凹凸部分のサンディングやパテ・塗装などもしっかりとすれば、仕上がり具合も良くなりますし、塗装などの練習にも良いかもしれませんね。
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