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燃費対策


空気圧を高くすると燃費がよくなる

まず、自転車に乗っているときのことを想像して下さい。空気圧が低いとタイヤはへこみ、タイヤと地面との接地面積が大きくなります。

ペダルをこいで前に進もうとすると、どうしてもグニャグニャしてバランスをとるのがむずかしいうえ、空気圧が正常な状態とくらべるとペダルをこぐ力もより必要とします。

逆に空気圧が高いとタイヤが地面に接地する面積が小さくなるものの、自転車に乗ったときしっかりと車体をささえる剛性があります。自転車のペダルをこいで前へ進む際にも、スムーズに行きたい方向へ真直ぐ走ることができますが、ギャップなどを超えたときには自転車が跳ねて乗り心地は悪くなります。

このような現象はクルマでも同じです。タイヤの空気圧が高ければ、タイヤと地面の接地面積が小さくなるぶん、摩擦が小さくなって、転がり抵抗も少なくなります。そのため、小さな力でまっすぐ進むことができます。タイヤの空気圧を上げることで省燃費につながるというわけです。

当然クルマでも、タイヤの空気圧を上げればギャップを超えたときに路面のデコボコを拾い、ダイレクトに車体へと伝わってきます。運転性能にも影響がでるので、規定より1割アップまでに抑えるのが一般的です。


よけいな荷物をおろすと燃費がよくなる

JAMA(日本自動車工業会)の調べでは、10kgの荷物を積んで50km走行すると約15ccのガソリンを余計に消費してしまうそうです。「対象車種2・0リットル乗用車(AT)11・7km/L(10・15モード燃費)」の場合。

一般的なクルマは、一度の給油で約400〜500kmを走行するので、わずか10kgの荷物を積まないだけで150ccのガソリンを節約できます。この数値は、あくまで10kgの荷物を積んで同じ条件で実験した場合であり、実際の走行でふだんと変らない加速を味わうためにはテスト結果以上に悪化するだろうと思います。

燃費が悪くなる原因は、たくさんの荷物を積んでいるとスタートするとき大きな力を必要とするため、どうしてもアクセルを踏み込んでしまいます。すると大量の燃料をエンジンに噴射して、燃料をよぶんに消費してしまうことになります。車体が軽いほうがとうぜん、省燃費運転には有効といえます。


燃焼効率のよい回転域

スポーツタイプの自転車を乗っている人ならわかると思いますが、ゆっくり快適な速度で走る際、最上段の高速ギアで走るよりも低速ギアに入れて走るほうが、だんぜんらくにペダルをこいで走ることができます。これと同じように、エンジンにも効率のよい回転領域があります。

たとえば、追い越しや加速をするとき、高速(重い)ギアと低速(軽い)ギアを使った場合、わずかながら低速ギアを使用したほうが燃料消費量を少なくできます。このわずかな差が生まれてしまうのは、エンジンの「燃焼効率の差」です。この燃焼効率のよい回転域は、それぞれのクルマによって異なりますが、エンジンがブルブルと震えるような低回転域は論外です。

郊外など、次の信号までしばらく一定速度で走行する場合。すばやくターゲット速度まで加速した方が燃費が良くなります。それに加え、遠くの信号まで後ろのクルマなどに気をくばりエンジンブレーキを使えば、ガソリンをまったく使わない惰性走行ができます。

最近はAT車が主流なため、一度Dレンジにいれたらほとんど動かさないと思いますが、追い越しではODスイッチをオフ、定地走行ではODスイッチをオンにして、積極的にギアを使い分けることで燃費は向上します。


燃費の日報をつける習慣
燃費の日報をつける習慣とは、クルマの記録をとることです。燃費を向上させたい場合やクルマのコンディションを知る場合、走行日報を取ることも大切です。

社用車を持つ会社では、社員がクルマを使用したときには、日報を書かせるのが比較的多くなっています。会社が日報を書かせるのは、社員の動きや行動を確認するほかに、クルマを使うことによる会社の出費に対する「節約」の意識を持たせるねらいもあります。

長距離を走る、ある運送会社は実際に1日の運行記録を細かくメモすることによって、運転手に燃費などのコスト意識を芽生えさせコストダウンに成功しています。

また家庭でも、家計簿をつけて一ヵ月の収入と支出のデータをとることにより、どのように家計が運営されているのか把握し見定めます。そしてムダな支出を抑え家計をうまくやりくりして、収支を黒字にし貯金を貯めたりできます。

このように、日報や家計簿をつけることにより、たんに過去のデータができるというだけではなく、予算管理や自分自身への戒めにもなります。いつ、どこで、どのくらいの距離をどんなふうに走ったのかをメモするだけで、自分がどんな運転の仕方をしているのかまでも把握することができ、なるべく燃費を向上させるような走り方を心がけるようになるでしょう。

そうすれば、燃費グッズに頼ったり一般的な低燃費のクルマ(プリウス、シビックHB、ヴィッツ、フィット、ベルタ、パッソ、ブーン、マーチ、コルト、カローラなど)に買い替えなくても、日頃の運転方法に気をつかっていれば、少しの燃費アップはむずかしいことではないです。

燃費グッズや低燃費車に乗り替えを考えるまえに、まずは日報をつける習慣をつけて、今までの自分のドライビングを見直すところから、はじめていくのが燃費向上の基本といえるでしょう。




ガソリン代を節約


ガソリンを節約する燃費走行のほかにも「ガソリン代を節約する方法」が身近にあります。各石油会社にさまざまなカードがあり、一般的には、現金決済の会員カードとクレジット決済のカード2種類が存在します。

前者のカードを持っていると、表示価格より平均で1〜2円安く給油することができ、後者のクレジットカードでは、最大10円も安くなるカードもあります。

各社クレジットカードの特長としては、カードの利用額に応じてキャッシュバックされるものや、貯まったポイントぶんがガソリンと交換(自動的にガソリン代が無料になる)されるものもあります。

ふだんの生活でもクレジットカードをたくさん使っている人なら、利用額に応じた割り引きサービスがあるものがオススメです。オイル交換や洗車などをGSですましている人には、ポイント性のカードがお得です。初年度の会費無料のカードがほとんどなので、ぜひとも利用したいサービスといえます。

また、ハイオク仕様のクルマに乗る人なら、レギュラー給油もオススメします。たしかに、レギュラーガソリンにすることで、本来のパフォーマンスがわずかながら低下してしまいます。最高出力の低下や数%の燃費の低下も否めません。

ですが、普通の国産車なら機械的なトラブルになることはほとんどありません。約10円安いレギュラーは魅力的といえるでしょう。


輸入車はハーフ&ハーフ

普通の国産車ならハイオク仕様車にレギュラーガソリンを給油しても、壊れてしまうことはないと思いますが、輸入車オーナーは非常に心配な問題です。

欧州車のほとんどがハイオク指定になっているのには理由があります。それは、ガソリンの規格にちがいがあるのが原因なのです。まず、ハイオクとレギュラーの違いは「オクタン価」という数値で決められています。

日本のハイオクガソリンは、日本工業規格(JIS)でオクタン価%以上と定められており、それ以下がレギュラーとなります。実際に販売されているハイオクのオクタン価は98〜100ぐらいです。

そこで話しを戻すと、欧州のオクタン価の基準は95以上しか販売されていないため、欧州車は日本に持ってくるとハイオク仕様となってしまうわけです。ということは、レギュラーそのものが欧州車と相性が悪いわけでなく、オクタン価が少々足りないのが原因ということになります。

そこで、混ぜる方法があります。オクタン価100のハイオクと、オクタン価92のレギュラーを半分ずつ給油すると、オクタン価は96になります。通常販売されているレギュラーのオクタン価は平均92程度なので、じょうずに半分ずつ給油すれば心配ないでしょう。価格差を考えれば、リッター約5円の節約になります。


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