走り屋の車種（続き）

たとえば、ホンダのインテグラを例に挙げると、インテグラは走りのタイプＲからスポーティグレードのタイプＳが存在します。安いのはもちろんスポーティーグレードのタイプＳですが、本格的にサーキットを攻めるとなるとタイプＲとＳでは雲泥の差があります。タイプＳでも、初心者なら十分満足できる性能ではありますが、タイプＳの走り屋が、タイプＲに乗ったらその性能に驚くなんてことはよく聞く話です。

ですので、できるだけ目的が明確でない場合は、最高グレードを選択するようにしましょう。少々値は張りますが、後々のチューンの事や前述した内容を考えると損はしないでしょう。最悪なパターンが、ベースグレードを購入したばっかりに、アフターパーツが少ない（そもそもメーカーは、車種の代表グレードをメインにパーツ開発を行っている為）なんてパターンです。実は私も一番最初にかった車がこの状況でした。その車種はシビックなのですが、タイプＲ用のパーツは山ほどあるのにベースグレードであるＶＴｉ（１５００ｃｃのＳＯＨＣ）には、ほとんど設定されているパーツがないという感じでした。