走り屋が紹介するチューニングサイト

走り屋が紹介する中古車をパーツで速くさせる方法

走り屋がチューンと改造で中古車をパーツで速くさせる方法を紹介
中古車をパーツで速くさせる方法 >  その他・コラム > 侮れない走り屋「友人A」

侮れない走り屋「友人A」

私はサーキットデビューしたのが、ある友人より先でした。その友人は車には興味があるものの(車は一応スポーツカー)サーキットは怖くてビビッていたらしいです。それでたまたま私がサーキットデビューした話をすると、「今度一緒に連れて行って」と言ってきたのです。そして、実際に一緒にサーキットに行く事になりました。

最初その友人は私の走りを見て「驚愕」していました。普段の私とのギャップが激しい上に「爆音」「猛烈なスピード」を演出している私に尊敬の念をいだいたようです(といってもサーキットではそれが普通の光景です)。そしてピットINすると、「すごい!すごい!」と連発していました。そして、今度は友人が走り出すと、とてもノロノロ走っていて、他の車がまるで障害物のように追い越していく様がそこにはありました。
その時、私はものすごく気分がよかったです(^-^) サーキットに先にデビューしたことに誇りを感じました。

しかし・・・・。その友人のサーキットデビューから半年後です。最初に友人とサーキットに行って以来、一緒にいった事は無く、久々に一緒に行こうかということになったのです。その時友人は、「最近よく行ってるからビックリするくらい成長したで!」と言っていたので、まあちょっと見てやるか程度に思っていました。

そして実際にサーキット場について友人が走っているところを見ると今度は私が「驚愕」させられました。私がいつも「このFD(マツダの最強車)ものすごく速いなぁ」と思っていた、顔見知りの人のタイムを、初回で切ったのです。私は、その時の目標としていたのが、その「顔見知りのFDのタイムより速く走ること」だったので、正直驚きました。皮肉なことに今度は、その友人のタイムを抜くことが当面の目標になってしまいました。
昔、教えてやった友人がかなり成長していて、私が目標としているものすら超えていたのです。それ以来、友人には色々教えてもらったり教えたりと対等な立場で付き合うようになりました。

いやはや、走り屋の情熱というものは侮れません。悔しがるタイプの人ほど、走ることに対しては向いているのかもしれません・・・。


------------------------------------------------------------------------



This website is powered by Movable Type 3.2