
ロータリー
普段からメンテナンスを行うだけで、簡単にエンジンのライフを伸ばせるのがロータリーです。逆に言えば、メンテナンスをサボるだけでアッサリとエンジンはダメージを負ってしまう事になります。
まず、守らなければならないのが、定期的なオイルとプラグの交換で、特にオイルはレシプロ用として販売されている物は、例え100%化学合成オイルでも相性が悪い場合があります。できる限りロータリー専用品を使用する方が良いでしょう。また、相性の悪いオイルや古いオイルを使い続けた場合に起きてしまう、アベックスシールが溝で固着するカーボンロックと言う現象があります。これが起きるとエンジンがかからなくなってしまうなどオイル交換は特に神経質に考えるべきであると言えます。
オイル交換だけではなく、普段からある程度高回転まで回す事も溜まったカーボンを飛ばす事ができるのでエンジンを長持ちさせるには定期的に高回転まで回すのも手です。
もうひとつの注意はプラグ交換です。町乗りなら純正プラグで十分ですが、電極のエッジがなくって、先の丸い棒状になっていたら即交換した方が良いでしょう。プラグの失火から起きる可能性のあるエンジンブローも回避する為にも定期的に5000kmぐらいで外して中央の電極をチェックする事も大事でしょう。
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