フライホイールの重量
軽量なものに交換することで、ダイレクトな駆動を実現させることができるフライホイールですが、軽量なタイプに交換する上で注意しなければならないのが、「どの程度軽量なものにするか」です。
軽量にすることでエンジンの出力がダイレクトにフライホイールに伝わるわけですが、フライホイール自体の重量が無さ過ぎると回転モーメント(要は回転力と思うと簡単です)の発生が減少しすぎて『鋭いダイレクト感があるが、それを伝達できる力(トルク)がない』という具合になってきます。
一般的には、軽量フライホイールには、クロモリ鍛造素材のものが多くこれを選択しても間違いはありませんが、その重量には注意したいところです。
軽すぎても問題あり ということです。
※ちなみに作者がシビックタイプ(EK9)に装着したフライホイールは、純正(7.8kg)に対して、クロモリ製(4.6kg)でした。街乗りで最初、操作に違和感がありましたが、慣れると全然平気でした。それより体感性能の方が際立って全然気にならなかったというのがホントのところです。
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